息子(HSC)から教わる私(HSP)の特質⑤【真面目さ編】
今回は「真面目さ、良心的」についてです。
昨日は、来年小学生になる子達が小学校に招待されて、校内を探検するというのがありました。息子は楽しかったと言っていました。
今朝、担任の先生に呼び止められて昨日の息子の様子を聞きました。
先生は、
「彼が真面目なのが良くわかった。他の子がよそ向いたりキョロキョロしてる中、小学校の先生の話を誰よりもよく聞いていて、くーっと肩に力が入っているようだった。行く途中も傘を振り回したりしてる子がいるので、どうやって持ったらいいか考えてーと言うと、彼はずーっとまっすぐに持っていた。」と教えてくれて、
「泣けてくるぐらいだった」らしい。
それを聞いてあぁ〜と思って、なんか様子が思い浮かぶようだった。
私も子どものころそうだったからだ。
自分にあまり自覚はなかったが、よく大人の話を聞く子だったようだ。
1度遠足に行った先で誰かの話を聞くことがあって、その人が私を指して「オオカミみたいな鋭い目を向けて話を聞いてくれた」と褒められた記憶がある。
褒められたのかどうか定かではないが、とにかく話している人の事をじっと見て、一言も聞き漏らすまい、というような感じだろう。
これは、一見良いように見えるが、私も今思うと、何か力が入りすぎているし、その人の言うことを真面目にとらえすぎる面があると思う。
私と似てるなぁ…となんだか複雑な気持ちになった。
たぶん、繊細な人は何か不安を抱えやすいので、警戒して真面目にならざるを得ないところがあるんだと思う。
まぁ、彼のその性格を何とかしようとしても持っている素質なので、しようがない。
それよりも私は彼が自分で感じるプレッシャーに輪をかけたりしないこと、心のケアをすること、できるだけ自由にしてあげることの方がいいと思っている。