「青い雲」ってあるの?
来年小学生になる息子と毎朝「今日は寒いなぁ」「今日は雲が多いね」「葉っぱが赤くなってきて秋やねぇ」などと話している。
前から時々、息子が「今日は青雲(あおぐも)があるねぇ。」と言うことがあった。私は、空が晴れて青空だという意味だと思って聞き流していた。
でも今日息子がそう言った時、
「青い雲があるの?」と突っ込んで聞いてみた。今日は曇りがちな天気で青空とはどうしても言い難かったから。
すると、息子は「白い雲の間にあるのが青雲。」と説明してくれた。
私はやっとピンきた。
曇りがちな空で、雲がたくさんある中に青い空が見える部分がある。白い雲に囲まれた青の部分が、青い雲に見えるっていう意味だ!
なーるほど。
その発想ね〜
目の錯覚じゃないけど、彼の目にはそう見えるということだ。
だまし絵みたいな…
そう見ようとしないと、そう見えない。
彼らしい視点によって、同じものを見ても、違うものの発見がある。
青雲かぁ。
なんか、アートだねぇ。