ハードルが、高すぎる。
「これからの時代、必要とされるのはこんな人!」というテーマの動画があった。
こういうテーマには、思わず食いついてしまう。何か、自分が取り残されないようにという焦りもあってだろう。
しかし、その動画の結論は、「どんな人も必要とされない」という、拍子抜けしたようなものだった。
しかし、聞いていくとなるほどと思った。
つまり、「どんな人が必要か?」と、他人や社会の評価を気にしたり、誰かのためにと無理したりしなくても、ちゃんと回っていく社会になるという事。
ありのままのの自分で、無理せずマイペースに自分の感性に従って生活していけばよいという事。
この動画見て、何かすーっと肩の力が抜けた気がした。
今までは、それこそどんなスキルを身につけたら有利かや、社会的に認められるにはどうしたらいいかと心のどこかで考えていたからだ。
もちろんそういうこと考えたり、スキルアップしたり、お金を今稼ぐために動くのは大切だ。でもそれ以上に、何か焦りや不安がつきまとっていた。
みんな、ハードルが高すぎるのだ。
仕事、子育て、ライフハック、人間関係、自分の性格…そのそれぞれに(できないけど)しっかりしなければと思っている。
けれども、そういう時代は変わりつつある。
例え仕事ができなかったとしても、その人がいることに価値がある。
できなくっても、いいよ。
今は誰も自分にそんなことは言ってくれない。
でも、いいんです。
他人や社会に目を向けすぎないで、自分の中に大切なものがもっとあることに気づいていきたい。