仕事をしていないことへの不安
年が明けた。年末年始は、ゆっくりしたとは言えない。毎年、両方の実家へ行く。友人を家に招いたりもした。
やはり、疲れがたまっている。でも仕事へ出かけるわけではないので、家でゆっくりするだけである。
去年メンタルに不調をきたしたので、今は「療養」という時期とも言えると思う。
けど、ほんとうにパキッと休めているのかというと違う。いつも、どこかで「仕事」と呼べるものをしなければいけないような気がしている。
そして、どんな仕事ならできそうかなどと考えたり調べたりしている。
自分に「合う」ものはないだろうかと。
「私は仕事がしたくない。」
とつぶやいてみた。
…やっぱり、したくないようだ。
けれど
「仕事をする。」
「仕事はしない。」
とそれぞれつぶやくと、
どちらも、モヤモヤを感じる。
なぜ?
それぞれ少し探るように感じてみる。
「仕事をする。」
…どんより、焦りのような感じ。
この世は誰かの仕事でできている、というCMのコピーがあったが、家族からも、それ以外のすれ違う人も、大多数が仕事をしていることから、プレッシャーを感じてしまう。
勤めに出ることはものすごく大変なことのように思える。
「仕事をしない。」
ホッとするような感覚がする。
けれど、「不安」が追いかけてくる。
経済的な事もあるが、それよりもやはり社会からの無言のプレッシャーを受けて
「何かやらないと、捨てられる」というような恐怖を感じているのかもしれない。
けれど、一つ言えるのはまだ仕事のために出かけていくエネルギーはまだないということだ。
そもそものエネルギーがないから、どんな仕事なら?という以前の問題。
プレッシャーをジリジリ感じて、せっかく貯めようとしているエネルギーをさらにダラダラ漏らしていくのはちょっとね…
敏感ゆえ、世間から今自分に要らないものを受け取ってしまう。
どうしてもそういう風になってしまう。
そうだ、カウンセラーさんのところにいって、とりあえず今の思いを出してこよっと。
人に話すのもしんどいと思っていたけど…
仕事始め、ではないけど、
わたし始め、ということで。