わかってもらいたい人
昨日は日曜で、子ども達は家にいると動画やゲームばかり。外に連れ出してやりたいと思っていたが、どうしても体が動かなかった。近くの公園ぐらい、何で行けないかなぁと情けなくなる。けど仕方ない。無理しない自分をほめよう。
それで寝室で寝ていたら、夫が連れ出してくれることになったようだ。準備をしている音が聞こえた。とりあえず私も寝室から出る。
すると2人の子ども達がワラワラっと近寄ってきて、口々にしゃべりだした。
「マインクラフトですごいのができた!」
「自電車で行くよ。」
皆が出掛けて、静かになった部屋にいながら、ふっと笑う。
「子どもって、母にわかってもらいたいんだなぁ。」と。
私の母は自分の信念に怖いぐらい忠実で、子どもの頃、私の弱音や本音を受け入れてくれないと思ったことが多かった。
私が人に「自分の事をわかってもらいたい、理解してほしい」と強く思うのは、本当は母にわかってほしかったからかも、と思った。
身内でも、完全にわかり合えるわけではない。けれども、できるだけわかってあげたいと思った。そんなに喜んでくれるのなら。