思った以上に、良い子主義。
昨日、家族で回転寿司に行ったが、ある理由で夫が急に不機嫌になった。私は萎縮してしまい、ちっとも楽しく食べられなかった。
夫は普段温厚な方なのだが、家族の中では何か不満がある時急に不機嫌になる。そうやって自己主張をする。不満があるなら言葉で言ってほしいのだが、言えば私がキレるかもしれないと思っているのか、そういう表現をするしかないようだ。
それはそれとして、私の方はどうか。
夫が不機嫌になると、すごく動揺して、固まってしまう。早くどうにかならないかと思う。
ふと気付いたのだが、視点を変えれば、「夫にいつもニコニコ機嫌よくいてほしい、そうでないといけない」という思いがあるのではないか。
きっと、私の母がよく不機嫌で子どもの頃から私も母の顔色を伺ってきた。だから、夫が不機嫌なのが我慢ならないのではないか。
自分もやってきたんだから、あんたもそうしてくれなきゃ割にあわないと。
もしくは、夫の機嫌の悪いのが母の姿とかぶって見えるので萎縮してしまうのだと思う。
思っていた以上に私には「良い子」でいなければならないという呪縛がかかっているようだ。
自分も完璧でなくていいし、周りのひとだっていろいろな状況があるのだから、完璧でなくていい。というか、そんなのは無理だ。
そもそも、自分は完璧を求められているわけではない。でも、うまくいかなかった時に自分が傷付くのが耐えられないのだ。
すぐ心に傷がついてしまうから、良い子でいようとしてしまうのだ。