「感情の言い分」は理不尽でいい
あぁ…なんで久しぶりに会ったのに、こんな雰囲気が悪くなるんだろう。うまくいかないなぁ。…と、辛くなってしまう。
というのは、コロナのせいで今実家に私が子どもを連れて帰っており、夫はちょっとした単身赴任中なのだ。
それで、久しぶりに会ったらささいなことで気まずくなってしまった。私が悪いのだけど、謝っても夫は機嫌が悪かった。
なんやねん!これ以上は私も知らんぞ!と思っていたが、お互い再度離れてから、夜中目が覚めていろいろと思うことがあった。
人は感情の言い分を聞いてもらう必要がある。
〇〇だったのに…〇〇だ。
というのが「感情の言い分」。
【問】
〇〇に入るのは何ですか?特に2つ目の〇〇に着目しましょう。
答えは、人それぞれ。状況はそれぞれ。
例えば
●私はこんなにがんばっているのに…(報われなくて悲しい)
●1ヶ月ぶりに会ったのに…(子どもはタブレットばっかりで僕のことは必要ないようで悲しい)
●謝ったのに…(まだ不機嫌で、何なの?という怒り)
最後の2つは、今日の私たちです笑
後の方のカッコの中が重要です。
この感情の言い分は、理不尽で大丈夫。
相手や常識や今の状況とかを考慮しなくていい。
それを正論で押さえ込んでしまう方が問題。
「どうしたの?」というスタンスで、まず、自分の感情の言い分を聞いてあげる。
すると、ああでこうで…と浮かんで来る。
それを、
「ほんとそうだよね。」
「そりゃ、そう思うよね。」
「そう思ってたんだ。気付かなくて、ごめんね。」
…というような、その言い分をくみとるように「ヨシヨシ」と声をかけてあげる。
すると、力が抜けて心が軽くなる。
自分以外の人の感情の言い分も想像できる余裕が出てきて、相手もああなんだから…と思いやれる。
まず、自分。
みんな、感情を受け止めてもらう必要がある。