自分に「ごめんね」を言うと…
抑え込んでいた感情を出すには、自分に声を掛けてあげるとよいことに気付いた。
私の場合、「ごめんね」と自分に言うと良いみたい。
出てきたらいけない!と押さえ付けられていた気持ちは、「こんな苦労してきたのに!」という怒りを持っていて、ヘソを曲げていた。
「今まで本当にごめんね。申し訳なかった。気持ちをわかってあげられなくて、ごめんね。」と、謝った。
そうしたら、涙がこぼれてきた。
「こんなに大変だった。つらかった。悲しかった。」と、気持ちがバーっと出てきた。
それから、少し楽になってきた気がする。
何というか、自分と気持ちとの関係が、だいぶ対等になってきたような…
これは、黒川伊保子さんの『母脳』という本にヒントを得て試したこと。
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兄弟間で、下の子ができてから上の子が母親を責めることがある。母は下の子の世話で追い詰められているから、逆切れしそうにもなるが、責める人は、傷ついているのだ。だから、あなたの気持ちに気付かなくてごめんね、と言って抱きしめてあげるといい。特に女の子に効くが、言語能力の高めの男の子にもよい。試してみてほしい。
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そういう内容で、うちの息子もよく私を責めたりすねてむくれたりするので、その時試してみた。責められて嫌な気持ちもあるけどそこで、
「○○ちゃんの気持ちをわかってあげられなくて、ごめんね〜」とかなり演技っぽいがやってみた。そうすると、静かにかった。
「責める人は傷ついている気持ちをわかってほしい」ということは、うちの息子にも、私の気持ちにも有効のようだ。