うちのカブトムシが。
カブトムシが動かなくなった。
7月に、子どもが興味を持っているカブトムシを買って、家で育てていた。
昨日、4匹いたうちのオスのカブトムシが死んでしまった。午後から動かなくなってたのには気づいていたけど、今朝まで怖くてちゃんと確認できなかった…
子どもはさほどショックではない様子だったかが、大人の私が切なくなった。
たった2ヶ月足らずだったけど、毎日一緒に過ごしていると、愛着が湧くもんだね。
動かなくなった彼は生気がなく、一回り小さく見えた。
虫でさえそうなんだから、今年亡くした自分の母のことは、やっぱりショックなんだと思う。
病気と分かって、1年数ヶ月闘病し、亡くなる直前まで生きることを諦めなかった。
亡くなる数日前から私は子どもを連れて付き添い、夫と子ども、孫に家で看取られた。
葬儀には式場があふれるぐらいの人が来てくれ、母との別れを惜しんでくれた。
その事に関しては、後悔はない。
「後悔はない」と思って自分を納得させようとしてきたのかもしれない。
けれど、やっぱりさみしい。悲しい。
もっと生きてほしかった。
心配性で過干渉で、会うとイライラする母だったけど、私の味方なのは間違いなかった。
その母はもういない。
もっと喜ばせてあげたかった。
旅行にも行きたかった。
実家に帰っても母はいない。
つらいな。
しばらく実家に帰れないかもしれない。