息子(HSC)に教わる私(HSP)の特質②
息子(年長)の性格は、慎重で心配性で繊細です。
思いつくままあげてみると
・親の姿が見えないと不安でトイレに行く時今でも「トイレ行ってくるね」と声かけする
・3歳ぐらいまで夜泣きがひどかった
・カーテンが怖い(模様に見える)から外してと言って寝室は今でもカーテンなし
・環境が変わると嫌で最近は親と一緒でも祖父母の家に泊まりたがらない
・いつもと同じ枕がないと寝られない
・公園の遊具に他の子どもがいると使わない
等々…もっとあると思います。
典型的なHSC(とても敏感な子ども)なのです。
親の私は、今でこそ自分がHSP的気質を持っていることを自覚していますが、子どもの頃は「負けず嫌いでプライドが高く明るく元気な」子どもと、自分も周りも思っていました。
HSP的繊細さを閉じ込めて、逆に自己防衛で明るいキャラを作っていたタイプです。
息子はそうではなく、かなり繊細さがもろに出ているタイプで、親は心配したり翻弄されたり。
でも、息子を見て私との共通点を教えてもらえることがあります。
その1つ、「周りの視線が気になる」「周りの顔色をすごく気にする」です。
息子は3年以上通っている保育所に行く時、今でも毎朝門の手前来ると、私の後ろに隠れます。それでそのまま入っていくので、よく「なんでお母さんに隠れてるのー?」と他の子達に聞かれています。それでもずっとそうです。
何でかなぁ〜と思っていましたが、少し前にピンときました。私も、実はずっと人からの目線や顔色が気になる人間だったのです。
・遅刻したり用事で遅れて入っていく時の、みんなのこっちを見る視線が怖い
・自己紹介の時みんなから見られるのが辛い
・落ち着いてやればできることでも、見られていると焦ってしまい、うまくできない
・人混みやイベント、駅などで疲れるのは人の顔がいっぱいありすぎるからと思う
などなど、思い当たる節がいっぱい。
「見られること」「視線」に対してすごく敏感なんですね。
そう思うと息子の行動も理解できました。
園に入ってしばらくすると、普通にみんなと遊び出すらしいのですが、そこに入って行く時の最初のハードルが彼にはとても高いようなのです。緊張するんですね。
私も同じだ…と思うと、仲間ができたようで、すこしほっとします。慣れない環境では、無理をしないようにしようと思います。