自分の感覚は、自分だけのもの。
自分が繊細な人間だ、って、ちゃんと認識し始めたのが3年ぐらい前から。
でも、それでも繊細なせいで傷付いたりするから、その特質をちゃんとは受け入れられてはいない。
「なんとかならないかな」
「あの人はそんな事思わなくて、うらやましい」
などと思ったりする。
でも、くじけそうになることもあるけど、この繊細さが私であることは間違いないから、受け入れたいと思っている。
そのためには、「ケア」が大事になってくると思う。日々、傷付いたり、嫌な気分になったりするのは仕方ない。
でもそれをそのままにするのではなく、その感情をケアできると、こころに傷がたまっていかずに、「繊細でも大丈夫」と思えるようになるのだろう。
ケアの方法は、その人にとって合う合わないがあると思う。私はまだ見つけきれてはいない。
でも1つ、体の感覚を使って感情に寄り添う「フォーカシング」というものを時々やっている。
例えば嫌な気分で胸のあたりがモヤモヤしたときに、そのモヤモヤをよく感じてみる。
しんどいね、と優しくその感覚と一緒にいるようにしばらく感情を味わう。
すると、少しスッキリしてくることがある。
感情は感覚と一体になっていて、体の感覚を使って、感情を解きほぐしていくやり方。
人に話して感情を出すことも大事。
けれど、体の感覚は自分しか味わえない。
自分だけしか感じられない感覚をいとおしく思い、大切にする。
心の嵐で、そんな余裕もないときもあるけど、朝起きた布団の中や、夜中起きてしまった時、なんとなく不安な時、やってみることがあります。