感情を味わって消していく方法
感情はおさえこんで抑圧していくと、たまっていってふくらんでいきます。きちんと出していくことが大切。出すといっても、相手にぶつけるのではなく、呼吸を利用する方法です。
これは、前述の西川佳宏さんの『ダメ人間の終わり』で教わりました。
一人でやれる
いつでもやれる
感情を感じた時すぐやれる
簡単である
お金がかからない
方法だそうです。
嫌な感情を感じたとする。
それを感じている身体の場所を探す。
その感覚が感情エネルギー。
吸う息に合わせてその感覚を出来るだけ大きくする。
吐く時にそれをちぢめる。
それをひたすら繰り返す。
すると、感情エネルギーがだんだん小さくなっていく。
さっそくやってみました。
私は学生から社会に出て、職場で正社員として働けず給料も満足にもらえなかったのがコンプレックスです。今も働いていません。周りを見て正社員や稼いでいる人を見ると、私は何をやってきたのだろうとむなしくなります。
そのむなしさを感じていきます。
むなしさは私はみぞおちのあたりにモヤモヤのかたまりがある感じです。
吸う→むなしさを大きく感じる
吐く→むなしさをちぢめていく…
繰り返します。
大きく感じる時はやっはりむなしさが襲ってくるような気持ちになりました。
なかなか嫌な感覚は小さくなってくれません。
それでも続けていくと、体の感覚が楽になる気がしました。その時またむなしさを感じようとしてみましたが、出てきません。
これが、感情を味わって消していくということか…
疑り深いわたしはまだ信じきれませんが、わたしの心には溜め込んだ感情がもっとあるんです。毎日のように新たに感じる嫌な感情、今までためこんだ感情が浮かんでくる時キャッチして、その都度この方法を試してみたいと思います。