45年後の、のび太
ドラえもんは、名作だ。私も子どものころ、何度となく漫画を読み、毎週金曜7時は欠かさずドラえもんのアニメを見ていた。
最近は子どもが良くドラえもんを観るので、私も横目で見ていると面白いので、つられて見てしまう。
最近見た過去の放送分で、心に残った回がある。
「45年後ののび太」が、タイムマシンに乗ってやってくる、というものだ。
のび太が11歳として、その45年後だから、56歳ぐらいだろう。
おじさんになったのび太は、少しだけ子どもに戻りたいと、ドラえもんの道具でのび太と体を入れ替える。
それぞれ意識はそのままで、大人から子ども、子どもから大人になって過ごす。
最後、元どおりになった時、大人ののび太は子どもののび太に言う。
「人それぞれの人生に、勝敗や優劣はつけられるはずがない。いろいろあっても、その時その時の自分を受け入れていくんだ。」と。
この言葉にじんとした。